こんにちは、そうたです
最近朝夜が涼しくなってきて過ごしやすくなってきたなと感じています。
#秋って最高
今回紹介するのは僕自身が大学2年生の春休みに参加したフィリピンのスラム街での食糧支援のボランティアツアーについて書いていきます!
海外ボランティアって何するの?興味あるけど、一歩踏みだすの怖いとか思ってる人には参考になると思います!
僕が初めて行った海外ボランティアツアーの記事はこちらから↓
もくじ
どうして行ったのか?
大学2年生の夏休みに初めてインドネシアのバリ島に海外ボランティアに行きました。
そのボランティアツアーに参加したのは海外ボランティアに興味があったというよりは、そのツアーで会えるある大人の人に会いたくて参加したのが理由でした。(そのことについては前回の記事で書いているので読んでみてください!)
大学2年生の夏休みが終わり、周りの友達や大人の方に、この夏何して来たの?と聞かれたときに
「海外のボランティアツアーに参加した」という話をしました。
その時に、ほとんどの人に、「海外でボランティアして来たの!!すごいね!!」とか、「海外でボランティアするなんて、意識高いね」とたくさんの人に自分のしたことを評価してくれました。
みんなにすごいって言われたくて海外ボランティアに参加したわけではないのにな...と思いながら、
自分はすごい人なんだと錯覚し始めました。
けど、ボランティアをしてきたけど、何のために自分はボランティアをしたんだろう、、
何を自分に酔っているんだろう、、、と少しずつ思い悩むようになってきました。その結果、、、、
海外ボランティアということを考えたくなくなりました。
当時の写真(笑)↑
そして、海外ボランティアということから逃げるように、夜遊びを繰り返し、昼まで寝ているという生活をするようになってきました。。。
その生活を数か月過ごし、、、ある時、1人で中華料理屋さんで夜ごはんを食べていた時に、海外ボランティアツアーを提供している会社のインスタの投稿を見ていた時に、
今年の春の海外ボランティアツアーのメンバーの追加枠が出来ました!!
という投稿を見て、
だから、もう一度参加して、「海外ボランティアをすることとはどういうことなのか」を考えるために参加しようと思いました。
すぐに旅行会社の人に連絡をして、応募しました。
長々と書きましたが、これが僕が海外ボランティアツアーに参加した理由です。
楽しそうだから!!とか
異世界を見たい!!とか
海外ボランティアをしてみたい!!というよりも、
海外ボランティアをするということはどういうことなのか
を考えるために参加しました。
では、実際にどうだったのかについて紹介していきます!
ボランティアツア―の詳しいお話
実際にかかった費用は、日程について詳しく紹介していきます。僕が行ったツアーのサイトを貼っておきますので、興味のある人はぜひ読んでみてください!
僕が行った海外ボランティアツアーの会社は、名古屋にあるジェイエスティという海外旅行専門の旅行会社です!
詳しくはこちらから
かかった費用は?
かかった費用は、約20万円でした。
高すぎる!!と思った人もいるかもしれませんが、払って損は全くないと思います。本当におすすめのツアーです。
僕は、当時お金を全然持っていませんでした。(今もですが笑)
その頃、20歳のお祝いにおばあちゃんから20万円をもらったため、そのお金をすべて使って参加することが出来ました。
ちょうど、行くことができるお金もあったので、参加することが出来ました。おばあちゃん本当にありがとう。
実際の日程
期間としては、約1週間でした。
場所はフィリピンの首都のマニラに行き、マニラのホテルに泊まりました。
友達同士で参加する人は少なく、ほぼ初めましてのメンバーでフィリピンに行きました。(その会社の添乗員さんが1人同行するので、初めての海外の人でも安心していけます)
その1週間での内容としては、午前中からお昼過ぎまではスラム街に行き、子供たちのご飯を作ったり、遊んだりして、お昼過ぎ(3時くらい)からフィリピンの大学生と英語で交流するという内容でした。
毎日フィリピンの町を歩いて、ご飯を食べたり、英語で交流したりとボリューム満点の1週間でした。最終日は疲れすぎて熱が出ました笑
子供たちと全力で遊んでいる写真。首がとれそうでした笑
フィリピンの大学生と英語で交流
子供たちの弁当作り
実際に海外ボランティアツアーに参加して思ったこと
約1週間、毎日自分の思ったこと・考えたことを書いていました。
最終日は熱も出てふらふらだったのですが、『ボランティアとは何か』を考えたくて死ぬ気で書いていました笑
その中で、僕が海外ボランティアツアーに参加して思ったことを紹介していきます!
①世界の共通言語は笑顔
どんなに、貧困でも笑顔を忘れてはいけない。むしろ、貧しくても笑顔は大切なんだ….ということを肌で感じている。
このように当時の日記に書かれていました。
スラム街の子供達の言語は英語ではなく、タガログ語という言葉を使っています。
なので、彼らと言語での交流をすることはできません。
けど、英語ができるとかできないとかではなく、大切なのは、笑顔であると心から感じました。
②今を全力で生きることの大切さ
『幸せの形』ってちがうんだなーって、何が正解で、何が間違いなのかはわからないけど、『一生懸命生きる』って大切なことで、スラムの人達は、みんながみんな生きていた。今を生きるって大切なことなんだなと思った。
最初にこのスラム街に来た時に、スラム街で支援をしている団体の人があることを教えてくれました。
それは、「ここで生きている人は、毎日を生きるために生きていて、明日生きれるかわからない人が多いし、明日に希望を持ってる人は少ない」と教えてくれました。
その話を聞いた後に、全力で子供たちと遊んで、帰る時に、子供たちが
「See you tommorow(また明日!)」と僕たちに何度も言ってくれました。
僕たちのしていることは、ただの経験ではなく、子供たちの明日への生きる希望になってるのかなと思いましたし、また明日!っていうことは当たり前ではないんだなと思いました。
③ボランティアをすることはどういうことなのか
僕の中で一番ボランティアをすることはどういうことなのかというと、人の心の中にずっと残ることをすることだと思いました。
つまり、笑顔にさせることだったんです。
誰かに認められたくてするものでもなくて、すごいことをしてるのでもなくて、ただ、自分自身が楽しんで、周りも楽しんで、みんなが笑顔で溢れることがボランティアなんだということです。
スラム街の子供たちにいつまでも日本人のお兄さんとお姉さんとの笑顔あふれる思い出を忘れないと思っています。
笑顔で溢れる記憶はいつまでも残り続けるからです。
2回海外ボランティアツアーに参加して、毎日のようにボランティアするとはどういうことなのかを考えた僕の中での結論はシンプルでした。
『笑顔になること』でした。誰かを笑顔にさせたいなら、まずは自分自身が笑顔でいないとね
↑ラブレターもたくさんもらいました笑
最後に
フィリピンのボランティアツアーに参加して、もうすぐ3年が経とうとしています。
日々日常を生きているとこの旅で感じたこと、仲間と語ったことは忘れてしまっています。
けど、一緒に行った仲間に会ったり、当時の写真を見たりするとその時に考えていたことが思い出されます。
たかが、学生の海外ボランティアかもしれません。
けど、僕にとっては人生の宝物のような経験でした。
ボランティアをすることは、繋げることだとも思っています。
海外ボランティアを自分自身の一つの経験で終わらすのではなく、誰かに伝え、誰かも実際にボランティアに行くこともまた、ボランティアをするということだと思ってます。
興味のある人、なかなか勇気が出ずに行けない人、、、ぜひ、その小さな一歩を踏み出してみてください😀
最後まで読んでくださりありがとうございました!!
りおなからのコメント
私はボランティア経験は何度かあるものの、海外でのボランティアはしたことありません。が、同じような学びを肌で感じたことはあります。日本の平和ボケを当たり前化させないために、一つの手段として海外ボランティアという方法もあるのだと思います。
あ、海外ボランティアしたことないって言ったけど、実はそうたと出会ってなかったらアフリカのルワンダに海外ボランティアする予定だったんだよねー。でも、プライベートで何かと状況が変わったため行くのをやめました。